“飛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
81.7%
とん6.1%
とび5.9%
とば4.1%
とぶ0.8%
0.3%
トバ0.3%
0.2%
0.2%
とひ0.2%
とむ0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、ふたりは、かぜかれながらそらんできましたが、ちいさなこちょうは、おくれがちなので、せみはもどかしくおもいました。
二つの運命 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「はい、あの、私もそれを承りましたので、お帰りになりませんさきと存じまして、お宿へ、とんだお邪魔じゃまをいたしましてございますの。」
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
懸賞百兩ときいて其日から河にどぶん/\とび込む者が日に幾十人なんじふにんさながらの水泳場すゐえいぢやう現出げんしゆつしたが何人だれも百兩にありくものはなかつた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
夜陰にとどろく車ありて、一散にとばきたりけるが、焼場やけばきはとどまりて、ひらり下立おりたちし人は、ただちに鰐淵が跡の前に尋ね行きてあゆみとどめたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
なし直樣水呑村へとぶが如くに參りし故あとの事は一向に心得申さずと云ふ然るに當時そのころ石川安五郎の一件駿府町奉行にて取調とりしらべられ彌々いよ/\大門番の重五郎は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ヨキ文章ブンショウユエ、ワカ真実シンジツ読者ドクシャ、スナワチチテ、キミガタメ、マコト乾杯カンパイイタイッ! トビアガルホドノアツキ握手アクシュ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
婢女を先に、行道の群れは、小石をトバアラシの中を、早足に練り出した。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ったときゃ、そこらにゃ影もない。
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
ひだりかけみきはしり、四面八角しめんはつかく縱横無盡じうわうむじんとひ
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
のづからとむ坐上ざじやうをどると
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「やよ、各〻、踊りじゃ。——藤次どの、唄たのむ」
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)