“飛行機”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひこうき76.5%
ひかうき17.6%
モリスファルマン5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういいわると、ヒ、ヒン! という軍馬ぐんばのいななきごえがしました。つづいて、ブーン、ブーンと、飛行機ひこうきのようなうなりおとがします。
夜の進軍らっぱ (新字新仮名) / 小川未明(著)
これしかしながら汽車きしやがやがて飛行機ひかうきつて、愛宕山あたごやまから大阪おほさかそらかけ前表ぜんぺうであらう。いや、割床わりどこかた、……澤山たんとおしげりなさい。
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
例の船の用事よ。大連たいれん通いの……うんうん……あの一件さ。飛行機モリスファルマンが二台無事に通れあ後はいくらでもだ……。ほかに変りはないね。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)