“老若”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうにゃく80.8%
らうにやく15.4%
ろうじやく3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆえにこれは老若ろうにゃくを問わず誰しも経験あることと信ずる。凡人の習いと言わんか、僕もこの例にたがわず四十歳前後のころよりしばしば
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
地震ぢしんめつたになし。しかし、のぐら/\とときは、家々いへ/\老若らうにやく男女なんによこゑてて、なほし、なほし、なほしととなふ。なんとも陰氣いんきにて薄氣味うすきみわるし。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そこにはロシヤのいはゆる「千八百八十年だい知識階級インテリゲンチヤ」であるところのラアネフスカヤをはじめ、老若ろうじやくの男女たちの十人があつまつて舞踏ぶとうけうじてゐる。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)