“叶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かな95.7%
かの2.4%
かなっ0.5%
カナ0.3%
0.3%
かなう0.3%
かなは0.3%
かなひ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狂人きちがひ向合むきあつてかゞみましたつけが、かなはなくつたとえて、いてストンと貴女あなた
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さりとは日々にち/\夜々や/\散財さんざい此歳このとしこの身分みぶんにてかなふべきにあらず、すゑなにとなる
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
吾はどのみち助からないと、初手ッから断念あきらめてるが、お貞、お前の望がかのうて、後で天下ばれたのしまれるのは、吾はどうしても断念められない。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
トリストラム・シャンデーと云う書物のなかに、この書物ほど神の御覚召おぼしめしかのうた書き方はないとある。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
僕は望がかなったんだから、嬉しいことは嬉しいけれど、ここを離れて行くとなると何だか心残こころのこりです。
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
さてこそ神も仏も御座る世じゃ、因果覿面てきめん地ならしのよい所に蘿蔔だいこは太りて、身持みもちのよい者に運の実がなる程理にかなった幸福と無上に有難がりうれしがり、一も二もなく田原の云事いうこと承知して
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その頃、国原の水は、水渋ソブ臭く、ツチ濁りして、日のみ子さまのおしのシロカナひません。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
汝等ミマシタチ進んで、石城シキコボつて、新京の時世装にカナうた家作りに改めよと、仰せ下された。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
さりながらなふべきことならず、かりにもかゝるこゝろたんは、あいするならずしてがいするなり
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
御辺の行跡何とも無分別むふんべつに候、行末何になるべき覚悟に……弓馬は男の業也わざなり器用も不器用も不入候可いらずそうろうべく稽古事也、国をおさむ文武二道なくては更にかなうべからず候、……其上君子おもからずんばすなわち威あらず義元事は不慮の為進退軽々しき心持候。
桶狭間合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
を以てする時はお内義ないぎさまいつもお内義さまでは陰中いんちゆうに陽をいだかずして天理てんりかなは
検脈かなひ難き旨、申し張り候所、篠、何とも申し様無き顔を致し、少時しばらく私顔を見つめ居り候が、突然涙をはらはらと落し、私足下あしもとに手をつき候うて、何やら蚊の様なる声にて申し候へども、折からの大雨の音にて
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)