“二”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふた42.8%
22.8%
18.1%
ふたつ4.7%
1.6%
ふう1.3%
フタ0.9%
0.9%
つぎ0.6%
ドゥワ0.6%
ぷた0.6%
ツワイ0.6%
にい0.3%
ドス0.3%
0.3%
だあ0.3%
にっ0.3%
につ0.3%
ふー0.3%
ツウー0.3%
ツー0.3%
ニゾ0.3%
ニッ0.3%
ニー0.3%
フタツ0.3%
0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「みなみへ行ったなんて、ふたとこでそんなことを言うのはおかしいなあ。けれどもまあもすこし行ってみよう。りす、ありがとう。」
どんぐりと山猫 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
し真弓が刃の下をい潜って、千代之助をかばってやらなかったら、た太刀三太刀目にはなますのように刻まれてしまったことでしょう。
百唇の譜 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
三月さんぐわつのはじめ、御近所ごきんじよのお醫師いしやまゐつて、つゝましく、しをらしく、たゞあま見榮みばえのせぬをとこうでをあらはにして、神妙しんめう種痘しゆとうませ
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
また顏の下よりはかゝる鳥ににつかしきふたつの大いなる翼いでたり、げにかく大いなるものをば我未だ海の帆にも見ず 四六—四八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
妊娠後タ月や三月や四月の胎児は、ドロップの缶に付着した飯粒めしつぶも同然で、ほんの僅かの力でもって子宮壁に付着しているのだった。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
……ひいふうみいよう、もう七歳ななつになる。もう五年したら。白いヴェールをかぶらせ、透き編みの靴下をはかせよう。一人前の娘さんのようになるだろう。
不滅フメツ真理シンリ微笑ホホエンデオシエル、「一長一短イッチョウイッタン。」ケサ、快晴カイセイ、ハネキテ、マコト、スパルタノ愛情アイジョウキミ右頬ミギホオフタツ、マタツ、ツヨツ。他意タイナシ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
きた薬師様 だというような評判で自分が驚く程評判が高くなると共に、大変遠い三日程もあるような所から馬を疋も連れてわざわざ迎えに来るという騒ぎが起って来た。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
九月六日朝、はからず京師寺町ニ川村盈進えいしん入道ニ行合、幸御一家の御よふす承り御機嫌宜奉大賀候。つぎニ私共はじめ太郎高松異儀憤発出罷在、御安慮奉願候。
いいかげんの時分じぶんに、きゅうにバケツのみずへびんをつけると、ピン! とおとがして、ひもをいたところから、びんは、ぷたつにきれいにかれたのです。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
アインツワイドライ! さあ、捜してごらんなさい、その札はあなたのわきポケットにあります……
桜の園 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
みんながびくびく、いちにいさん
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「撃つぞ! もっと大きな声で烈しく呼べ! ウナ! ドス!」
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
課長はその悪漢どもを叩きのめすような手附きで、オイと体操を続けていった。しかしその楽しさも永くは続かなかった。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だあつ!」とすべての時計が繰返した。
鐘塔の悪魔 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
よろしい、わたしいまじつもっにっちもさっちもかん輪索わな陥没はまってしまったのです。もう万事休矣おしまいです覚悟かくごはしています。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
よろしい、わたしいまじつもつにつちもさつちもかん輪索わな陷沒はまつてしまつたのです。もう萬事休矣おしまひです覺悟かくごはしてゐます。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
ひー ふー 
別後 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
そのうち私はツウーの切札を得た。どうかしてこの一枚だけは生かして、せめて十点でも得て置かうと思つたにもかゝはらず、たつた一遍に光子さんのセブンかなんかでせしめられて了ひました
青白き公園 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
彼は決して、『おいでなすったね』などとは言わないで、『はあ、そうおやりになるのですね、ではこのツーはひとつ切らせて頂きますよ』
一の字をりつけられたのは、抗夫長屋ではやっていた、オイチョカブ賭博とばくの、インケツニゾサンタシスンゴケロッポーナキネオイチョカブのうち、このふだを引けば負けと決っているインケツの意味らしかった。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
と号令が速足進めに変り、「オイチニッオイチニッ」と、黒井さんが調子を張り上げます。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
女の子が声を揃えてイーニーとかけ声をかけたり、女の子が力をかっきりこめず、イー、ニー、と澄んだ声をそろえて〔後欠〕
フタツマナコシュトイテ。鏡ノオモテソソゲルガゴトク。上下ウエシタ歯クイチゴウテ。口脇クチワキ耳ノ根マデ広クケ。マユウルシニテ百入塗モモシオヌリタルゴトクニシテ。額ヲ隠シ。振分髪フリワケガミノ中ヨリ。五寸計ゴスンバカリナルコウシノ角。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)