“覚悟”のいろいろな読み方と例文
旧字:覺悟
読み方割合
かくご98.6%
はら1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとたびは、覚悟かくごしたものが、こうして毎日まいにち、おだやかなうみるうちに、どうかしてきたいという希望きぼうえたのでした。
南方物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
宍戸備前守ししどびぜんのかみは、わずかに八人に守られて、もうにの覚悟かくごで戦っている。そこへ、かけつけたのは清兵衛せいべえで、大声にさけんだ。
三両清兵衛と名馬朝月 (新字新仮名) / 安藤盛(著)
たしかにそれは真実です。寸陰を惜しみ、分陰を惜しみ、生の限りなき尊さを味わうものにして、はじめていつ死んでもかまわない、という貴い体験が生まれるのです。覚悟はらができるのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)