魔所ましよ)” の例文
其処そこ魔所ましよぢやとたかい。時々とき/″\やまくうつてしんとすると、ころころとさいげるおと木樵きこりみゝひゞくとやら風説ふうせつするで。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ひとひと黄金こがね白銀しろがねいとつて、つたふるがごとくにかんずる……おもふに魔神まじん対向むかひあつて、さいげるひゞきであらう……なんにつけても、飛騨谷ひだだに第一だいいちかく場所ばしよちかづきがた魔所ましよである
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)