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たかはら
ふりがな文庫
“
高原
(
たかはら
)” の例文
俺
(
おれ
)
だつて、
誰
(
た
)
れにも
逢
(
あ
)
はふとは
思
(
おも
)
はない、
只
(
たゞ
)
あの
石狩原野
(
いしかりげんや
)
だの、
高原
(
たかはら
)
の
落日
(
おちひ
)
、
白樺
(
しろかば
)
の
林
(
はやし
)
なにを
考
(
かんが
)
へてもいゝなあ——それに五
月
(
ぐわつ
)
頃
(
ころ
)
になるとあの
白樺
(
しろかば
)
の
根
(
ね
)
に
追憶
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
少し行くと
古
(
いにし
)
えの
高原
(
たかはら
)
駅の跡がある。四十余年前までは高原の村はこの山上に在ったのだそうだ。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
少々先きの嶮崖を下れば、梓川の本流と飛騨
高原
(
たかはら
)
川の支流、右俣との水源地で、大きな鞍部、大槍に用のない猟手らは、常に此処を通って、蒲田谷方面に往復するそうである。
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
しづかなり水ここにして分るると云ふ
高原
(
たかはら
)
の駅のひるすぎ
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
高原
(
たかはら
)
に足をとどめてまもらむか
飛騨
(
ひだ
)
のさかひの雲ひそむ山
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
天つ日が四月の昼に見る夢か
武庫
(
むこ
)
の
高原
(
たかはら
)
つつじ花咲く
註釈与謝野寛全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
高原
(
たかはら
)
におとす涙は日の
本
(
もと
)
の
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
ここ
美作
(
みまさか
)
の
高原
(
たかはら
)
や
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
霧のぼる
高原
(
たかはら
)
つづき
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
駒あそぶ
高原
(
たかはら
)
の
牧
(
まき
)
艸千里
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
密林
鬱乎
(
うっこ
)
として
怪鳥
(
かいちょう
)
梢に鳴く深山を行くこと二里余、初めて広々とした高原へ出た。ここから左方に
高原
(
たかはら
)
の山が
聳
(
そび
)
えて見える。右方の栗の古木は
栗山
(
くりやま
)
ヘ続く林だということだ。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
みすずかる信濃
高原
(
たかはら
)
の朝めざめ
口
(
くち
)
そそぐ水に落葉しづめり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
高原
(
たかはら
)
の那須より見れば
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
人と別れし
高原
(
たかはら
)
に
短歌集 日まはり
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
自慢じゃないが、
高原
(
たかはら
)
越えだけで普道の人間ならば
凹垂
(
へこた
)
れるところである。高原七里の峠を越えて、これから十里、日光まで伸ばそうというのだから、まるで天狗の仕事である。無謀といわばいえ。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
遠風
(
とほかぜ
)
のいまだ聞こゆる
高原
(
たかはら
)
に夕さりくれば馬むれにけり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
高原
(
たかはら
)
の小松の上を
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
志賀の
高原
(
たかはら
)
短歌集 日まはり
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
高原
(
たかはら
)
の
短歌集 日まはり
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
“高原”の解説
高原(こうげん、en: Plateau)とは、標高が高く、連続した広い平坦面を持つ地形である。
(出典:Wikipedia)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“高原”で始まる語句
高原溜
高原颪
高原一帶
高原備前
高原吉種
高原植物
高原富士郎
高原七左衛門