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酌
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くみ
ふりがな文庫
“
酌
(
くみ
)” の例文
農夫は
屡
(
しば/\
)
後
(
おくる
)
るゆゑ
終
(
つひ
)
には
棄
(
すて
)
て
独
(
ひとり
)
先
(
さき
)
の村にいたり、しるべの家に入りて
炉辺
(
ろへん
)
に
身
(
み
)
を
温
(
あたゝめ
)
て酒を
酌
(
くみ
)
、
始
(
はじめ
)
て
蘇生
(
よみがへり
)
たるおもひをなしけり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
(略)
其角
(
きかく
)
を尋ね
嵐雪
(
らんせつ
)
を訪ひ
素堂
(
そどう
)
を
倡
(
いざな
)
ひ
鬼貫
(
おにつら
)
に伴ふ、日々この四老に会してわづかに市城名利の域を離れ林園に遊び山水にうたげし酒を
酌
(
くみ
)
て談笑し句を得ることは
専
(
もっぱら
)
不用意を貴ぶ
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
農夫は
屡
(
しば/\
)
後
(
おくる
)
るゆゑ
終
(
つひ
)
には
棄
(
すて
)
て
独
(
ひとり
)
先
(
さき
)
の村にいたり、しるべの家に入りて
炉辺
(
ろへん
)
に
身
(
み
)
を
温
(
あたゝめ
)
て酒を
酌
(
くみ
)
、
始
(
はじめ
)
て
蘇生
(
よみがへり
)
たるおもひをなしけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
これを見て
皆
(
みな
)
打ゑみつゝ
炉辺
(
ろへん
)
に
座列
(
ゐならび
)
て酒
酌
(
くみ
)
かはし、やゝ時うつりて
遠
(
とほ
)
く
走
(
はせ
)
たる者ども立かへりしに、
行方
(
ゆくへ
)
は
猶
(
なほ
)
しれざりけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“酌”の意味
《名詞》
(シャク)酒をつぐこと。
(出典:Wiktionary)
酌
常用漢字
中学
部首:⾣
10画
“酌”を含む語句
媒酌
酌取
手酌
媒酌人
酌婦
晩酌
独酌
一酌
斟酌
酌量
参酌
酌交
小酌
酙酌
御酌
酌女
汐酌
御斟酌
酌人
浅酌
...