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鬼貫
ふりがな文庫
“鬼貫”の読み方と例文
読み方
割合
おにつら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おにつら
(逆引き)
蕪村は『
鬼貫
(
おにつら
)
句選』の
跋
(
ばつ
)
にて其角、嵐雪、素堂、去来、鬼貫を五子と称し、『春泥集』の序にて其角、嵐雪、素堂、鬼貫を四老と称す。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
行水を捨てる句として最も
人口
(
じんこう
)
に
膾炙
(
かいしゃ
)
したのは、
鬼貫
(
おにつら
)
の「行水のすてどころなし虫の声」であろう。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
成程
談林
(
だんりん
)
の諸俳人は、——いや、
伊丹
(
いたみ
)
の
鬼貫
(
おにつら
)
さへ芭蕉よりも一足先に俗語を使つてゐたかも知れぬ。けれども所謂平談俗話に錬金術を
施
(
ほどこ
)
したのは正に芭蕉の大手柄である。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
鬼貫(おにつら)の例文をもっと
(10作品)
見る
“鬼貫(上島鬼貫)”の解説
上島 鬼貫(うえじま おにつら、万治4年4月4日(1661年5月2日) - 元文3年8月2日(1738年9月15日))は江戸時代中期の俳諧師。上島の読みは出自からは「かみじま」であるが、通常「うえしま」または「うえじま」と呼称される。字は与惣兵衛、利左衛門。武士として出仕していた時代は藤原宗邇(ふじわら むねちか)と名乗った。晩年は平泉惣右衛門と名乗る。点也・仏兄(さとえ)・即翁・槿花翁(きんかおう)・自休庵・馬楽堂の別号がある。
(出典:Wikipedia)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
貫
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼魅
鬼子母神
鬼火
鬼灯
鬼門
鬼瓦
鬼婆
鬼気
“鬼貫”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
正岡子規
中里介山
芥川竜之介
岡本綺堂