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買
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け
ふりがな文庫
“
買
(
け
)” の例文
「合点承知之助——だが、親分、野郎にゃ
小指
(
れこ
)
がついてたってえじゃごせんか。してみりゃあ何もお女郎
買
(
け
)
えでもありますめえぜ。」
釘抜藤吉捕物覚書:07 怪談抜地獄
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
婆アさまは
何処
(
どこ
)
まで烟草を
買
(
け
)
えに往ったんだろう尤も
要
(
い
)
らないのだ、
人払
(
ひとばれ
)
えの為に買えに遣ったんだが
余
(
あんま
)
り
長
(
なげ
)
えなア
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
春見丈助様は
前橋様
(
めえばしさま
)
の御重役で、神田の佐久間町へ宿屋を出したと云うから、
其処
(
そこ
)
に泊っていて
買
(
け
)
え出しをすると云って、
家
(
うち
)
を出たぎり
帰
(
けえ
)
らず、
余
(
あんま
)
り案じられて
堪
(
たま
)
んねえから
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
種々
(
いろ/\
)
介抱
(
けえほう
)
して、此の人が薬い
買
(
け
)
えに往った
後
(
あと
)
で母親さんを泥坊が
縊
(
くび
)
り殺し、路銀を
奪
(
と
)
って逃げた跡へ、此の人が
帰
(
けえ
)
ってみると、
母様
(
かゝさま
)
は
喉
(
のど
)
を締められておっ
死
(
ち
)
んでいたもんだから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
村方の
小商売
(
こあきない
)
をするものに田地をえら持ってるものは有りませんから、おらア方へ
買
(
け
)
えに来ねえで誠にハア食い方にも困るような訳でごぜえますから、何うかマア
商人
(
あきんど
)
並に仲間入りをして
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
田地
(
でんじ
)
も
家
(
いえ
)
も蔵も抵当とやらにして三千円の金を借り、其の金を持って
唐物屋
(
とうぶつや
)
とか
洋物屋
(
ようぶつや
)
とかを始めると云って横浜から東京へ
買
(
け
)
え出しに出たんだよ、ところが他に
馴染
(
なじみ
)
の宿屋がねえと云って
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
買
常用漢字
小2
部首:⾙
12画
“買”を含む語句
女郎買
売買
買出
買物
人買
買取
買求
買調
傾城買
仲買人
商買
仲買
繭買
買冠
紙屑買
買占
屑買
故買
買被
買人
...