“仲買人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかがいにん40.0%
アジヤン20.0%
ブローカー20.0%
レベンタ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本では薄遇はくぐうの鬢長、米国にもてるというので、一昨年のことだ、漁村の仲買人なかがいにんはいっせいに輸出準備をしたのであったが、時も時、鬢長君なにを感じるところあったか
鮪を食う話 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
美術雑誌から美術批評の寄稿を依頼されたりする光太郎のような一流の仲買人アジヤンにとっては、戦争が勝てば勝ったように、負ければまた負けたように、商談と商機にことを欠くことはない。
黄泉から (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
わたしが同情するのはきのどくなポター氏だ……ピッツバーグ出の地味で真正直な仲買人ブローカーだ……氏は自分の家庭に対して自分に権利があると思つている。
はじめ仲買人レベンタが切符を買い占めて人気をあおり、いま小出しにしてるのだというような評判もあったが、何しろちょっと近寄れそうもない鼻息で、私なんか途方に暮れたかたちだった——するとここへ