おほ)” の例文
申立しにより段々だん/\吟味ぎんみの上終に甚兵衞はつゝおほせず因て元惣内と申せし事より其外人殺し等の事まで明細めいさい白状はくじやうに及びしとぞ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
堂のうしろの方に、仏法ぶつぱん々々とこゑちかく聞ゆるに、貴人さかづきをあげ給ひて、れいの鳥絶えて鳴かざりしに、今夜こよひ酒宴しゆえん一一八はえあるぞ。紹巴ぜうは一一九いかにとおほせ給ふ。
引居候に付此御訴へ申上候により召捕られ御領主御役人樣御吟味ごぎんみの處九助儀包みおほせずつひ白状はくじやうに及び申候然る所今に又々召出され御吟味を蒙り候何卒なにとぞ御慈悲おんじひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一二二それ召せとおほせらるるに、若きさむらひ夢然が方へむかひ、召し給ふぞ、ちかうまゐれと云ふ。一二三夢現ゆめうつつともわかで、おそろしさのままに御まのあたりへはひ出づる。
いそぎ申し上げよといふ。夢然いよいよ恐れて、殿下とおほせ出され侍るは一二四誰にてわたらせ給ひ、かかる深山みやま夜宴やえんをもよほし給ふや。一二五更にいぶかしき事に侍るといふ。
名指なざしにせしが此度も又大膳だいぜん對面たいめんなさんか否々いや/\若し山内伊賀亮がわきより聞てさとらば一大事なりさらば此度は伊賀亮を名指なざしにてかれに對面してあざむおほせん者をと工夫くふうこらやがて八山の旅館りよくわんに到り案内を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)