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言
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コト
ふりがな文庫
“
言
(
コト
)” の例文
此大家即村君の家に、神の來臨ある事が家屋及び家あるじの身の堅固の爲の
言
(
コト
)
ほぎの風を、段々其以下の家々にもおし擴めて行つた。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
師のみ
言
(
コト
)
を 心にもちて、ひとゝ居るわれのしぐさの 堪へがたきかも
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
寺奴
(
ヤツコ
)
は、二
言
(
コト
)
とは問ひかけなかつた。一晩のさすらひでやつれては居ても、服裝から見てすぐ、どうした身分の人か位の判斷は、つかぬ筈はなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
航空隊に入ると
昂奮
(
キホ
)
へる 若者の
言
(
コト
)
たゞしきは、涙ぐましも
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
寺奴
(
ヤツコ
)
は、二
言
(
コト
)
とは問ひかけなかつた。一晩のさすらひでやつれては居ても、服裝から見てすぐ、どうした身分の人か位の判斷は、つかぬ筈はなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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寺奴
(
ヤツコ
)
は、二
言
(
コト
)
とは問ひかけなかつた。一晩のさすらひでやつれては居ても、服装から見てすぐ、どうした身分の人か位の判断は、つかぬ筈はなかつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だから「のりと」を原形と信じて、「のりとごと」をその重言とする考へは、皆「のりと」のとに
言
(
コト
)
の意義を推測してゐるので、当つてはゐないのである。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此によりてたゝへ
言
(
コト
)
完
(
ヲ
)
へまつらば、
皇御孫
(
スメミマ
)
の尊の
朝廷
(
ミカド
)
に御心暴(いちはや)び給はじとして……天つのりとの太のりと言をもちて、たゝへ言
完
(
ヲ
)
へまつらくと申す。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
天降りよさしまつりし時に、
言
(
コト
)
よさしまつりし天つのりとの太のりと言を以ちて申さく
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
妹なろが つかふ
川門
(
カハト
)
のさゝら
荻
(
ヲギ
)
あしとひと
言
(
コト
)
語りよらしも(万葉巻十四)
古代民謡の研究:その外輪に沿うて
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
だから、のりとごとはのりとなる語の原形で、とに
言
(
コト
)
の聯想が加はつた為に、のりと
言
(
ゴト
)
の言を略するに至つたものと思ふ。だから、祝詞自身、天子及び天つ神の所属であることは明らかだ。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此花の
一弁
(
ヒトヨ
)
の
中
(
ウチ
)
は、百種の
言
(
コト
)
保
(
モ
)
ちかねて、折らえけらずや(万葉巻八)
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此花の
一弁
(
ヒトヨ
)
の
中
(
ウチ
)
に、
百種
(
モヽクサ
)
の
言
(
コト
)
ぞ籠れる。おほろかにすな(万葉巻八)
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
言
(
コト
)
し
来
(
コ
)
ずとも(巻十四)
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“言”を含む語句
戯言
言出
無言
言語
祝言
囈言
虚言
宣言
言葉
伝言
言上
嘘言
寡言
狂言
方言
言付
言伝
譫言
言問
言立
...