トップ
>
要害
ふりがな文庫
“要害”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ようがい
85.7%
えうがい
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようがい
(逆引き)
この
摂津
(
せっつ
)
の
要害
(
ようがい
)
へ
金城鉄壁
(
きんじょうてっぺき
)
をきずかれたのは、たしかに
家康
(
いえやす
)
のほうにとってありがたくない目の上のこぶにはちがいない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
午後は又一君の案内で、アイヌの
古城址
(
こじょうし
)
なるチャシコツを見る。
㓐別川
(
りくんべつがわ
)
に臨んだちょっとした
要害
(
ようがい
)
の地、川の方は
断崖
(
だんがい
)
になり、
後
(
うしろ
)
はザッとしたものながら、
塹濠
(
ざんごう
)
をめぐらしてある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
要害(ようがい)の例文をもっと
(6作品)
見る
えうがい
(逆引き)
月夜
(
つきよ
)
の
陰
(
かげ
)
、
銀河
(
ぎんが
)
の
絶間
(
たえま
)
、
暗夜
(
やみ
)
にも
隈
(
くま
)
ある
要害
(
えうがい
)
で、
途々
(
みち/\
)
、
狐
(
きつね
)
狸
(
たぬき
)
の
輩
(
やから
)
に
奪
(
うば
)
ひ
取
(
と
)
られる、と
心着
(
こゝろづ
)
き、
煙草入
(
たばこいれ
)
の
根附
(
ねつけ
)
が
軋
(
きし
)
んで
腰
(
こし
)
の
骨
(
ほね
)
の
痛
(
いた
)
いまで、
下
(
した
)
つ
腹
(
ぱら
)
に
力
(
ちから
)
を
籠
(
こ
)
め、
気
(
き
)
を
八方
(
はつぱう
)
に
配
(
くば
)
つても、
瞬
(
またゝき
)
をすれば
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
要害(えうがい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“要害”の意味
《名詞:ぬま》
「ぬま」を参照。
《名詞:ぬみ》
「ぬみ」を参照。
《名詞:ようがい》
攻防で有利となる地形や、そういった場所。
とりで。要塞。
(出典:Wiktionary)
要
常用漢字
小4
部首:⾑
9画
害
常用漢字
小4
部首:⼧
10画
“要害”の類義語
要塞
防塁
“要害”の関連語
砦
“要害”で始まる語句
要害堅固
要害無双
要害山
要害之地
検索の候補
要害堅固
要害無双
要害山
要害之地
損害要求
“要害”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
吉川英治
泉鏡太郎
泉鏡花