“要害無双”の読み方と例文
読み方割合
ようがいむそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さればです。守るには、要害無双ようがいむそうといえましょう。しかし、交通の不便、四山の偏狭へんきょう、政治の地ではありますまい」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まさか城内の者が深夜あのような異装を作って徘徊いたすはずもなし、そうかと申して、要害無双ようがいむそうなこの千代田城のあの幾重いくえほりや石垣や諸門を越えて入り込むことは人間業にんげんわざではできないことじゃ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)