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莊賈
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さうか
((莊賈ノ使者))
既に
往き、
未だ
反るに
及ばず。((穰苴))
是に
於て
遂に
莊賈を
斬り、
以て三
軍に
徇ふ。三
軍の
士皆(一九)振慄せり。
穰苴既に((君ヲ))
辭し、
莊賈と
約して
曰く、『
(六)旦日(七)日中軍門に
會せよ』と。
穰苴先づ
馳せて
軍に
至り、
(八)表を
立て
(九)漏を
下して
賈を
待つ。
穰苴則ち
表を
仆し
(一二)漏を
決し、
入りて
軍を
行り
兵を
(一三)勒し、
約束を
(一四)申明す。
約束既に
定まる。
夕時、
莊賈乃ち
至る。
穰苴曰く、『
何すれぞ
期に
後るる』