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莊嚴
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さうごん
ふりがな文庫
“
莊嚴
(
さうごん
)” の例文
新字:
荘厳
更
(
さら
)
にくすんだ
赭
(
あか
)
い
欅
(
けやき
)
の
梢
(
こずゑ
)
にも
微妙
(
びめう
)
な
色彩
(
しきさい
)
を
發揮
(
はつき
)
せしめて、
殊
(
こと
)
に
其
(
そ
)
の
間
(
あひだ
)
に
交
(
まじ
)
つた
槭
(
もみぢ
)
の
大樹
(
たいじゆ
)
は
此
(
これ
)
も
冴
(
さ
)
えない
梢
(
こずゑ
)
に
日
(
ひ
)
は
全力
(
ぜんりよく
)
を
傾注
(
けいちゆう
)
して
驚
(
おどろ
)
くべき
莊嚴
(
さうごん
)
で
且
(
か
)
つ
鮮麗
(
せんれい
)
な
光
(
ひかり
)
を
放射
(
はうしや
)
せしめた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
修道院の
莊嚴
(
さうごん
)
な、
神祕
(
しんぴ
)
な
清淨
(
せいじやう
)
な
雰圍氣
(
ふんゐき
)
が私のすべてを
薫染
(
くんせん
)
し
盡
(
つく
)
してゐたのであつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
司祭
(
しさい
)
の肩なる
鉤鈕
(
かぎぼたん
)
の如く、
色
(
いろ
)
燦爛
(
さんらん
)
たる
寶玉
(
ほうぎよく
)
を
鏤
(
ちりば
)
めたる
莊嚴
(
さうごん
)
に似たるを知る。
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)
莊嚴
(
さうごん
)
や。——そのみすくひに
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
莊
部首:⾋
19画
嚴
部首:⼝
20画
“莊”で始まる語句
莊
莊子
莊周
莊園
莊賈
莊重
莊公
莊左衞門
莊惠觀魚
莊司甚右衞門