トップ
>
能力
>
ちから
ふりがな文庫
“
能力
(
ちから
)” の例文
我は彼等の
頭
(
かうべ
)
なる
黄金
(
こがね
)
の髮をみとめしかど、その顏にむかへば、あたかも度を超ゆるによりて
能力
(
ちから
)
亂るゝごとくわが目
眩
(
くら
)
みぬ —三六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
自由宗教より来る熱誠と忍耐と、これに加うるに
大樅
(
おおもみ
)
、
小樅
(
こもみ
)
の不思議なる
能力
(
ちから
)
とによりて、彼らの荒れたる国を
挽回
(
ばんかい
)
したのであります。
デンマルク国の話:信仰と樹木とをもって国を救いし話
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
罪のこと
能力
(
ちから
)
のことは、とにかく浅くとも私たちの問題にはなっていることですが、この最後のものは、たいがい問題になっていません。
おさなご
(新字新仮名)
/
羽仁もと子
(著)
止むな、わが名のために
能力
(
ちから
)
ある業を行ない、にわかに我を
譏
(
そし
)
りうる者なし。我らに逆らわぬ者は我らに付く者なり。(九の三九、四〇)
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
「わが恩恵なんじに足れり。わが
能力
(
ちから
)
は、弱きうちに全うせらるればなり。」然ればキリストの
能力
(
ちから
)
の我を庇わんために、寧ろ大いに喜びて我が
微弱
(
よわき
)
を誇らん。
パウロの混乱
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
▼ もっと見る
耶蘇
(
やそ
)
程
(
ほど
)
の
霊力
(
れいりょく
)
があるなら、巳代吉の唖は
屹度
(
きっと
)
癒
(
なお
)
る。
年来
(
ねんらい
)
眼の前に日々此巳代吉に
現
(
あら
)
わるゝ
謎
(
なぞ
)
を見ながら、
哀
(
かな
)
しいかな
不信
(
ふしん
)
軽薄
(
けいはく
)
の余には、其謎を
解
(
と
)
き其舌の
縛
(
しばり
)
を解く
能力
(
ちから
)
が無い。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ただ我々の方にそれを見出すだけの
能力
(
ちから
)
と根気とが無いだけのことではないのだろうか。
狼疾記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
また他の
能力
(
ちから
)
をかへりみることなしとみゆ、知るべし、我等の
内部
(
うち
)
に燃ゆる魂、一のみならじと思ふは即ち誤りなることを 四—六
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
「バプテスマのヨハネが死人の中より甦ったのだ。だからこれらの
能力
(
ちから
)
がその中に働くのだ」と言ったあいつです(六の一四)。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
彼は天然物を通して神の全智全能を学び、これはこの世に臨む神の支配を通してその測りがたき智と抗しがたき
能力
(
ちから
)
とを知る事を述べている。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
これは前の親ゆずりの罪とは反対な親ゆずりのよい
能力
(
ちから
)
です。生まれたときばかりではありません。
おさなご
(新字新仮名)
/
羽仁もと子
(著)
わが導者曰ふ、この
傲
(
たかぶ
)
る者
比類
(
たぐひ
)
なきジョーヴェにさからひておのが
能力
(
ちから
)
をためさんとおもへり、此故にこの
報
(
むくい
)
をうく 九一—九三
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
一方、イエス様は
能力
(
ちから
)
が自分から脱け出たのをただちに自覚せられました。そこで立ち止まって、「我が衣に触ったのは誰か」と、見まわされた。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
これエホバがその
能力
(
ちから
)
をヨブに示すのであって、すなわち人力の到底及ばぬ所に彼の力の存することを示すのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
これまであった人間の
能力
(
ちから
)
と罪とそうして希望を受けついでいるのが、私たちのいまみているところのすべての
幼児
(
おさなご
)
です。そうしてただそれだけでしょうか。そうではありません。
おさなご
(新字新仮名)
/
羽仁もと子
(著)
導者彼に、カロンよ、怒る勿れ、思ひ定めたる事を凡て行ふ
能力
(
ちから
)
あるところにてかく思ひ定められしなり、汝また問ふこと勿れ 九四—九六
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
しかして若きダルガスのこの言を実際に
試
(
ため
)
してみましたところが実にそのとおりでありました。小樅はある程度まで大樅の成長を
促
(
うなが
)
すの
能力
(
ちから
)
を持っております。
デンマルク国の話:信仰と樹木とをもって国を救いし話
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
彼定命に從ひてゆく、之を妨ぐる勿れ、思ひ定めたる事を凡て行ふ
能力
(
ちから
)
あるところにてかく思ひ定められしなり、汝また問ふこと勿れ 二二—二四
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
あゝわが
能力
(
ちから
)
よ、汝何ぞかく消ゆるや。我自らかくいへり、そは我わが
脛
(
はぎ
)
の
作用
(
はたらき
)
の
歇
(
や
)
むを覺えたればなり 七三—七五
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
また汝等の
塵
(
ちり
)
の中なる魂がさま/″\の
能力
(
ちから
)
に應じて異なる
肢體
(
したい
)
にゆきわたるごとく 一三三—一三五
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
是においてか聖書は汝等の
能力
(
ちから
)
に準じ、手と足とを神に附して他の意義に用ゐ 四三—四五
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
“能力”の意味
《名詞》
能力(のうりょく)
ある物事を成し遂げる力。
(出典:Wiktionary)
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“能力”で始まる語句
能力丈
能力次第