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義家
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よしいえ
ふりがな文庫
“
義家
(
よしいえ
)” の例文
と
感心
(
かんしん
)
して、
抜
(
ぬ
)
きかけた
刀
(
かたな
)
を
引
(
ひ
)
っこめてしまいました。そしてそれからはまったく
義家
(
よしいえ
)
になついて、
一生
(
いっしょう
)
そむきませんでした。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
貞任
(
さだとう
)
の
連歌
(
れんが
)
に
義家
(
よしいえ
)
がそを追はずなりたりといふ事、
宗任
(
むねとう
)
が梅の花の歌を詠みて
公卿
(
くげ
)
たちを驚かしたりといふ事
抔
(
など
)
、事実の有無は疑はしけれど、もしこの種類の事ありとせば
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
これを隔てて
足洗川村
(
あしらがむら
)
あり。鳴川にて
義家
(
よしいえ
)
が足を洗いしより村の名となるという。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
源
頼義
(
よりよし
)
、その子
義家
(
よしいえ
)
、奥州攻めの帰るさにおいて、秩父地方に埋めました黄金、それにまつわる歌とのこと、しかるにこの歌の末段にあたり〽今は変わって千の馬、五百の馬の馬飼の——云々という
剣侠
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それからまたある
時
(
とき
)
、
義家
(
よしいえ
)
はいつものとおり
宗任
(
むねとう
)
を
一人
(
ひとり
)
お
供
(
とも
)
につれて、
大臣
(
だいじん
)
の
藤原頼通
(
ふじわらのよりみち
)
という人のお
屋敷
(
やしき
)
へよばれて行ったことがありました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
▼ もっと見る
関東などで一番多くいうのは、
八幡
(
はちまん
)
太郎
義家
(
よしいえ
)
であります。
軍
(
いくさ
)
の
半
(
なかば
)
に水が得られないので、神に念じ、弓をもって岩に突き、また矢を土の上にさすと、それから泉が流れて士卒ことごとく渇を
癒
(
い
)
やした。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
大きくなって、
義家
(
よしいえ
)
はおとうさんの
頼義
(
よりよし
)
について、
奥州
(
おうしゅう
)
の
安倍貞任
(
あべのさだとう
)
、
宗任
(
むねとう
)
という
兄弟
(
きょうだい
)
の
荒
(
あら
)
えびすを
征伐
(
せいばつ
)
に行きました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“義”で始まる語句
義
義兄
義理
義姉
義弟
義務
義父
義太夫
義母
義経