“よしいえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
義家100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頼義よりよし、その子義家よしいえ、奥州攻めの帰るさにおいて、秩父地方に埋めました黄金、それにまつわる歌とのこと、しかるにこの歌の末段にあたり〽今は変わって千の馬、五百の馬の馬飼の——云々という
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それからまたあるとき義家よしいえはいつものとおり宗任むねとう一人ひとりともにつれて、大臣だいじん藤原頼通ふじわらのよりみちという人のお屋敷やしきへよばれて行ったことがありました。
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
関東などで一番多くいうのは、八幡はちまん太郎義家よしいえであります。いくさなかばに水が得られないので、神に念じ、弓をもって岩に突き、また矢を土の上にさすと、それから泉が流れて士卒ことごとく渇をやした。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)