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ひきあはせ
ふりがな文庫
“
紹介
(
ひきあはせ
)” の例文
何
(
な
)
んと
奇妙
(
きめう
)
ではありませんか、これ
等
(
ら
)
が
天
(
てん
)
の
紹介
(
ひきあはせ
)
とでも
云
(
い
)
ふものでせう、
實
(
じつ
)
は
私
(
わたくし
)
の
妻子
(
さいし
)
も、
今夜
(
こんや
)
の
弦月丸
(
げんげつまる
)
で
日本
(
につぽん
)
へ
皈國
(
かへり
)
ますので。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『一寸お
紹介
(
ひきあはせ
)
します。この方は、私の兄とも思つて居る人からの紹介状を持つて、遙々訪ねて下すつた石本俊吉君です。』
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
其時、
白衣
(
びやくえ
)
に
袈裟
(
けさ
)
を着けた一人の僧が奥の方から出て来た。奥様の
紹介
(
ひきあはせ
)
で、丑松は始めて蓮華寺の住職を知つた。聞けば、西京から、丑松の留守中に帰つたといふ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「ぢや、一つ
紹介
(
ひきあはせ
)
をしよう。こつちへ来たまへ、五
来
(
らい
)
君。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
之
(
これ
)
から
數
(
すう
)
ヶ
月
(
げつ
)
の
航海
(
かうかい
)
を
倶
(
とも
)
にするやうな
運命
(
うんめい
)
に
立到
(
たちいた
)
つたのは、
實
(
じつ
)
に
濱島
(
はまじま
)
の
云
(
い
)
ふが
如
(
ごと
)
く、
之
(
これ
)
が
不思議
(
ふしぎ
)
なる
天
(
てん
)
の
紹介
(
ひきあはせ
)
とでもいふものであらう、
斯
(
か
)
う
思
(
おも
)
つて、
暫時
(
しばし
)
或
(
ある
)
想像
(
さうざう
)
に
耽
(
ふけ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
時
(
とき
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
焼香も済み、読経も一きりに成つた頃、銀之助は丑松の
紹介
(
ひきあはせ
)
で、始めて未亡人に言葉を交した。長野新聞の通信記者なぞも
混雑
(
とりこみ
)
の中へ尋ねて来て、聞き取つたことを手帳に書留める。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“紹介”の意味
《名詞》
未知の人同士を引き合わせること。
未知の物事を解説し、世間に知らせること。
(出典:Wiktionary)
紹
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
介
常用漢字
中学
部首:⼈
4画
“紹介”で始まる語句
紹介状
紹介者
紹介人
紹介役
紹介業