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純
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きよ
ふりがな文庫
“
純
(
きよ
)” の例文
むしろ純潔なる青年が、その何ものをも
純
(
きよ
)
く見る善き素質から、かえって肉交を肯定しやすいからである。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
をおもひ
且
(
か
)
つ
愛
(
あい
)
することに
依
(
よつ
)
て、わたしはわたしの
此
(
こ
)
の
苦惱
(
くるしみ
)
にみちみてる
生涯
(
しやうがい
)
を
純
(
きよ
)
く、そして
美
(
うつく
)
しい
日々
(
ひゞ
)
として
過
(
すご
)
すでせう。これは
大
(
おほ
)
きな
感謝
(
かんしや
)
であります。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
たとへば聊か
気質
(
こゝろ
)
の
偏
(
かたよ
)
りのある人の、年を積み道に進みて心さま
純
(
きよ
)
く正しくなれるが如し。遠く望むも好し、近く視るも好し。花とのみ云はんや、師とすべきなり。
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
「
純
(
きよ
)
い心の少年の
無垢
(
むく
)
な胸を、けがらわしい毒で
汚
(
よご
)
して、何でそのようにうれしいのじゃ!」
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
その
純
(
きよ
)
い読経の声が、
汚
(
けが
)
れた彼れの胸に呼び起したのは何でありましたろう。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
▼ もっと見る
此の言葉の中に人間の
純
(
きよ
)
さはいまも殘つてゐる
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
師弟の縁ほど深い、
純
(
きよ
)
いものはありますまい。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
純
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
“純”を含む語句
純金
純白
純粋
純潔
単純
純子
清純
純護謨製
純乎
純真
純情
純忠
純然
不純
純粹
上野介正純
忠純
道純
單純
純朴
...