“箕(みの)” の例文
もっともササラや風車(かざぐるま)や、タワシだの箕(みの)だのというようなものを、人里へ出て売りつけはしますが、それとて商売のためではなく、泥棒をするツテでございましてな
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「姿(すがた)隱(かく)れて出(で)て見(み)れば、何(なに)知(し)るまいと思(おも)だろが、俺(お)れは其(そ)の身(み)の處(ところ)へは、日日(ひにち)毎日(まいにち)ついてるぞ、雨(あめ)は降(ふ)らねど箕(みの)に成(な)り、笠(かさ)に成(な)りてよ……」と巫女(くちよせ)の聲(こゑ)は前齒(まへば)の少(すこ)し缺(か)けたにも拘(かゝは)らず
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)