“箕直”の読み方と例文
読み方割合
みなお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それについて思い出すのは、昨日の日に箕直みなおしが来て、妙にジロジロわたしの面をながめて、いやな笑い方をして出て行きましたが、あれは山窩さんかの者かも知れません」
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その一点だけがどうもせないというと、猟師の勘八も傍から口を出し、山窩の奴等に、舞いを舞ったり、笛を吹いたりするような風流気はあるものでなく、せいぜい彼等は箕直みなお
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)