“山窩”の読み方と例文
読み方割合
さんか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切支丹きりしたんが日本に這入って来るのと同じ頃に伝わって来て、九州地方の山窩さんかとか、××とか、いうものの中に行われておったという話じゃ
骸骨の黒穂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
甲州や相州の山奥には山窩さんかというものの一種があって、その仲間に引渡された時は、生涯世間へ出ることはできないということ
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そういえば、乞食だとか山窩さんかなどがおたがいに通信する符号には、こんな子供のいたずら書きみたいなのが色々あった様ですね」
悪霊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)