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端歌
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はうた
ふりがな文庫
“
端歌
(
はうた
)” の例文
其の頃
婀娜
(
あだ
)
は深川、勇みは神田と
端歌
(
はうた
)
の文句にも唄いまして、婀娜は深川と云うのは、其の頃深川は繁昌で
芸妓
(
げいぎ
)
が沢山居りました。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
この
端歌
(
はうた
)
を作ったのはきみじゃなかったかね、おれはそうとばかり思ってたがね。
陽気な客
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
障れば絶ゆる蜘の糸のはかない處を知る人はなかりき、七月十六日の夜は何處の店にも客人入込みて
都々
(
どゝ
)
一
端歌
(
はうた
)
の景氣よく菊の井の下座敷にはお
店者
(
たなもの
)
五六人寄集まりて調子の外れし紀伊の國
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
障れば絶ゆる
蛛
(
くも
)
の糸のはかない処を知る人はなかりき、七月十六日の
夜
(
よ
)
は何処の店にも
客人
(
きやくじん
)
入込
(
いりこ
)
みて
都々一
(
どどいつ
)
端歌
(
はうた
)
の景気よく、菊の井の
下
(
した
)
座敷にはお
店者
(
たなもの
)
五六人寄集まりて調子の外れし
紀伊
(
きい
)
の
国
(
くに
)
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
障
(
さわ
)
れば
絶
(
た
)
ゆる
蛛
(
くも
)
の
糸
(
いと
)
のはかない
處
(
ところ
)
を
知
(
し
)
る
人
(
ひと
)
はなかりき、七月十六日の
夜
(
よ
)
は
何處
(
どこ
)
の
店
(
みせ
)
にも
客人
(
きやくじん
)
入込
(
いりこ
)
みて
都々
(
どゝ
)
一
端歌
(
はうた
)
の
景氣
(
けいき
)
よく、
菊
(
きく
)
の
井
(
ゐ
)
の
下座敷
(
したざしき
)
にはお
店者
(
たなもの
)
五六人
寄集
(
よりあつ
)
まりて
調子
(
てうし
)
の
外
(
はづ
)
れし
紀伊
(
きい
)
の
國
(
くに
)
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪