舊藩の英主龜井公の碑の前へ、中學校、小學校の庭へ、それから舊藩の文武の學校で津和野藩の人材が皆養成されたといふ養老館の跡へ。
社殿の横に碑があって、なかば雑草に蔽われていたが、その蔭に若い山伏が、さっきから膝を抱き首を垂れ、コクリコクリと居眠りをしていた。
やおら、生月駿三、ステッキを挙げて、碑と、そしてその後の夏草に埋まる空井戸を指しました。
“碑(石碑)”の解説
石碑(せきひ、en: stele, stela, Stone monument)とは、人類が何らかの目的をもって銘文(碑文ともいう)を刻んで建立した石の総称。「碑(いしぶみ)」ともいう。墓石としてなど他の目的を持たず、銘文を刻むこと自体を目的とするものをいう(ただし、英語の stele の場合は、木製のものや墓碑も含む場合がある)。なお、何かの記念として建てられたものを記念碑(きねんひ)、和歌・短歌や歌謡曲・唱歌などの歌詞を刻んだものを歌碑(かひ)、俳句を刻んだものを句碑(くひ)、詩を刻んだものを詩碑(しひ)という。
(出典:Wikipedia)
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