“いしぶみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.9%
石碑36.4%
石標9.1%
石碣4.5%
戒石4.5%
石文4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初君が古跡こせき寺泊てらどまりり、里俗りぞく初君屋敷やしきといふ。貞享ぢやうきやう元年釈門万元しやくもんまんげんしるすといふ初君が哥のいしぶみありしが、断破かけやぶれしを享和年間きやうわねんかん里入りじん重修ちようしうして今にそんせり。
しかし、そうして事新しく、その二冊を手にしたとき、これこそ、泥沼に埋もれつつある石碑いしぶみの一つだと思った。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
石標いしぶみのところから真っ直ぐに、押しのぼって来る」という知らせがあった。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それこそは上天の啓示にちがいない、すぐそこを掘らせてみようと、公孫勝以下の道士がすきくわをもって掘ってみると、はたせるかな、一面の石碣いしぶみが掘りおこされた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いま、何道士かどうしが読むにしたがって、蕭譲が黄紙に写しとっていた石碣いしぶみの星の名は、すなわち幾世前いくせまえの天変地異でそのときに地にこぼれ降った百八星であったのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おい李固さん、お役所前の戒石いしぶみに、こうってあるのをしらねえな。——下民ハシイタゲ得ルトモ、上天ハアザムキ難シ——と。真っぴら、真っぴら。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その石文いしぶみを讀んで、自分自身とも思はれる北海道なる物の年齡を數へて見た。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)