“石標”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしぶみ50.0%
せきひょう25.0%
せきへう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松戸の宿まで参りましたところ、眼についたは一つの石標いしぶみ、西、杉窪の里とある。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
三十三じょってある石標せきひょうを右に見て、紺屋こんやの横町を半丁ほど西へ這入はいるとわが門口かどぐちへ出る、いえのなかは暗い。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たうげくだると『多田御社道ただおんしやみち』の石標せきへう麥畑むぎばたけあぜつて、其處そこまがれば、みちはまた山川やまがはうつくしいみづ石崖せきがいすそあらはれてゐた。かはいてみちはまたまがつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)