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石標
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いしぶみ
ふりがな文庫
“
石標
(
いしぶみ
)” の例文
松戸の宿まで参りましたところ、眼についたは一つの
石標
(
いしぶみ
)
、西、杉窪の里とある。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「
石標
(
いしぶみ
)
のところから真っ直ぐに、押しのぼって来る」という知らせがあった。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そこを右すれば中仙道、また左すれば北国街道で、
石標
(
いしぶみ
)
の立った分岐点を、二人の兄弟は右に取り、中仙道を
歩
(
あゆ
)
ませた。宿を出ると峠道で、朝陽出ぬ間の露の玉が木にも草にも置かれていた。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
我孫子と小金との中間に、馬橋という駅路がある。その馬橋から我孫子へ向け、十町余りも行ったところに、目立たない一基の
石標
(
いしぶみ
)
がある。「これより西、
杉窪
(
すぎくぼ
)
の里」これがきざまれた文字である。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
こう
石標
(
いしぶみ
)
には刻まれてあるが、これも懐しい記念物であろう。
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
“石”で始まる語句
石
石鹸
石垣
石塊
石見
石燈籠
石榴
石膏
石楠花
石碑