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せきけつ
ふりがな文庫
“せきけつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
石碣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石碣
(逆引き)
許多
(
あまた
)
の
石碣
(
せきけつ
)
並び立てり。二碑の前に
彫鏤
(
てうる
)
したる
榻
(
こしかけ
)
あり。是れポムペイの士女の郊外に
往反
(
ゆきかへり
)
するときしばらく憩ひし處なるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
洪大尉の
石碣
(
せきけつ
)
を開いて一百八の魔君を走らせしも恐らくはこう言う所ならん。霊官殿、玉皇殿、四御殿など、皆
槐
(
えんじゅ
)
や
合歓
(
ねむ
)
の中に金碧
燦爛
(
さんらん
)
としていたり。
北京日記抄
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そうして、
石碣
(
せきけつ
)
の矢をつがえると、折から空の高くを飛び過ぎて行く渡り鳥の群に向って狙いを定める。弦に応じて、
一箭
(
いっせん
)
たちまち五
羽
(
わ
)
の大鳥が
鮮
(
あざ
)
やかに
碧空
(
へきくう
)
を切って落ちて来た。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
せきけつ(石碣)の例文をもっと
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