まつ)” の例文
旧字:
ぼんやりしたうめえだをのばしてつてるやうだ。あたりをみまはすとまつくらで、とほくのはうで、ほう、ほうツて、ぶのはなんだらう。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あなたのおかげで、わたし共の世界が元どほりに、まつすぐになりましたことは、誠に御礼の申さうやうもないことでございます。
夢の国 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
どうぢや目茶めちやくちやなてんだつて ある距離きよりから見ると そんなにまつすぐに見えるんぢや
遠い/\おうちなので、うちへついた時はもうまつくらな夜になつてしまひました。門口まで来たので、リスさんはおうちへはいつて行つて、お金を持つて来て、兎さんにお払ひをしました。
兎さんの本屋とリスの先生 (新字旧仮名) / 村山籌子(著)