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目醒
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めさ
ふりがな文庫
“
目醒
(
めさ
)” の例文
拂曉
(
ふつげう
)
に
目醒
(
めさ
)
めて、
海岸
(
かいがん
)
へ
飛出
(
とびだ
)
して
見
(
み
)
ると、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
武村兵曹等
(
たけむらへいそうら
)
は
既
(
すで
)
に
浪打際
(
なみうちぎわ
)
を
逍遙
(
せうえふ
)
しながら、いづれも
喜色滿面
(
きしよくまんめん
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
翌朝
(
よくあさ
)
、
銅鑼
(
どら
)
の
鳴
(
な
)
る
音
(
ね
)
に
驚
(
おどろ
)
き
目醒
(
めさ
)
めたのは八
時
(
じ
)
三十
分
(
ぷん
)
で、
海上
(
かいじやう
)
の
旭光
(
あさひ
)
は
舷窓
(
げんさう
)
を
透
(
たう
)
して
鮮明
(
あざやか
)
に
室内
(
しつない
)
を
照
(
てら
)
して
居
(
を
)
つた。
船中
(
せんちゆう
)
八
時
(
じ
)
三十
分
(
ぷん
)
の
銅鑼
(
どら
)
は
通常
(
つうじやう
)
朝食
(
サツパー
)
の
報知
(
しらせ
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
不時
(
ふじ
)
の
大騷動
(
だいさうどう
)
に、
愕
(
おどろ
)
き
目醒
(
めさ
)
めたる
春枝夫人
(
はるえふじん
)
は、かゝる
焦眉
(
せうび
)
の
急
(
きふ
)
にも
其
(
その
)
省愼
(
たしなみ
)
を
忘
(
わす
)
れず、
寢衣
(
しんい
)
を
常服
(
じやうふく
)
に
着更
(
きか
)
へて
居
(
を
)
つた
爲
(
た
)
めに、
今
(
いま
)
漸
(
やうや
)
く
此處
(
こゝ
)
まで
來
(
き
)
たのである。
見
(
み
)
るより
私
(
わたくし
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
醒
常用漢字
中学
部首:⾣
16画
“目醒”で始まる語句
目醒時計