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盖
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けだ
ふりがな文庫
“
盖
(
けだ
)” の例文
讀者
(
とくしや
)
余
(
よ
)
が
言
(
げん
)
を
信
(
しん
)
ぜずば罪と罰に
就
(
つ
)
きて、
更
(
さら
)
に
其他
(
そのた
)
の
記事
(
きじ
)
を
精讀
(
せいどく
)
せられよ、
思
(
おも
)
ひ
盖
(
けだ
)
し
半
(
なかば
)
に
過
(
す
)
ぎんか。
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
顕
(
あらは
)
れたり一個の紳士、
真黒羅紗
(
まつくろらしや
)
の間より雪とかゞやき出でたる白シヤツに赤黒の顔のうつりも怪しく、満面に汗ばみて、
咽
(
のど
)
のあたり赤き
擦傷
(
すりきず
)
(
盖
(
けだ
)
しカラアと咽の合戦の結果)一きは目だち
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
盖
(
けだ
)
し、
日本
(
につぽん
)
の
臣民
(
しんみん
)
は
如何
(
いか
)
なる
塲合
(
ばあひ
)
に
於
(
おい
)
ても、
其
(
その
)
身
(
み
)
を
思
(
おも
)
ふよりも、
國
(
くに
)
を
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
大
(
だい
)
なれば、
若
(
も
)
し
救
(
すく
)
ふに
良策
(
りようさく
)
なくば、
乞
(
こ
)
ふ、
大義
(
たいぎ
)
の
爲
(
ため
)
に
吾等
(
われら
)
を
見捨
(
みす
)
て
玉
(
たま
)
へ、
吾等
(
われら
)
も
亦
(
ま
)
た
運命
(
うんめい
)
に
安
(
やす
)
んじて、
骨
(
ほね
)
を
此
(
この
)
山中
(
さんちう
)
に
埋
(
うづ
)
めん。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
盖
部首:⽫
11画