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益
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まし
ふりがな文庫
“
益
(
まし
)” の例文
どちらかにするがいい——あの
粋
(
いき
)
な潰し島田を剃り落すのは可哀想だが、首が無くなるよりはそれでも
益
(
まし
)
だろう。
銭形平次捕物控:063 花見の仇討
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お蓮は田宮の
酌
(
しゃく
)
をしながら、やっと話に調子を合わせた。が、あの船が沈んでいたら、今よりは
反
(
かえ
)
って
益
(
まし
)
かも知れない。——そんな事もふと考えられた。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
『
若
(
も
)
し
人民
(
じんみん
)
どもが
皆
(
みん
)
な
平伏
(
ひれふ
)
さなければならない
位
(
くらゐ
)
なら、
寧
(
いつ
)
そ
行列
(
ぎやうれつ
)
を
見
(
み
)
ない
方
(
はう
)
が
益
(
まし
)
ぢやないの?』
其故
(
それゆゑ
)
愛
(
あい
)
ちやんは
自分
(
じぶん
)
の
居
(
ゐ
)
た
所
(
ところ
)
に
靜
(
しづ
)
かに
立停
(
たちどま
)
つて
待
(
ま
)
つてゐました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
何方かにするが宜い——あの
粹
(
いき
)
な渡し島田を剃り落すのは可哀相だが、首が無くなるよりはそれでも
益
(
まし
)
だらう。
銭形平次捕物控:063 花見の仇討
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“益”の意味
《名詞》
人や世の中の役に立つこと。ためになること。
利益。もうけ。
(出典:Wiktionary)
益
常用漢字
小5
部首:⽫
10画
“益”を含む語句
利益
無益
益々
益〻
益田
滝川一益
有益
益益
無益物
益城
益良夫
平等利益
利益配当
御利益
裨益
一益
貝原益軒
益子
益州
益満
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