“異性”の読み方と例文
読み方割合
いせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兩性りやうせいしか他人たにんりてひとつに婚姻こんいん事實じじつ聯想れんさうすることから彼等かれらこゝろ微妙びめう刺戟しげきされる。彼等かれらすべてはことごと異性いせいまたらんとしてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
勿論もちろん意味いみ文芸上ぶんげいぜうのことであつた。S、H女性じよせいたいして、Iのやうな婦人ふじんのぞんでゐるやうにやさしい親切しんせつ異性いせいでないことはIつてゐた。そしてそれをくちにしてゐた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
從來これまでとてもおつぎは假令たとひ異性いせいした性情せいじやうやうや發達はつたつしてたとはいひながら、ひそかそのられたとき
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)