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猿樂町
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さるがくちやう
ふりがな文庫
“
猿樂町
(
さるがくちやう
)” の例文
新字:
猿楽町
舊
(
もと
)
の
猿樂町
(
さるがくちやう
)
の彼の家の前で、御隣の
小娘
(
ちひさいの
)
と追羽根して、彼の
娘
(
こ
)
の突いた白い羽根が通り掛つた原田さんの車の中へ落たとつて
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
神田
(
かんだ
)
猿樂町
(
さるがくちやう
)
で、
幌
(
ほろ
)
のまゝ
打倒
(
ぶつたふ
)
れた、ヌツと
這出
(
はひで
)
る
事
(
こと
)
は
出
(
で
)
たが、
氣
(
き
)
つけの
賓丹
(
はうたん
)
を
買
(
か
)
ふつもりで
藥屋
(
くすりや
)
と
間違
(
まちが
)
へて
汁粉屋
(
しるこや
)
へ
入
(
はひ
)
つた、
大分
(
だいぶ
)
茫
(
ばう
)
としたに
違
(
ちが
)
ひない、が
怪我
(
けが
)
なし。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
この
能役者
(
のうやくしや
)
は、
木曾
(
きそ
)
の
中津川
(
なかつがは
)
に
避暑中
(
ひしよちう
)
だつたが、
猿樂町
(
さるがくちやう
)
の
住居
(
すまひ
)
はもとより、
寶生
(
はうしやう
)
の
舞臺
(
ぶたい
)
をはじめ、
芝
(
しば
)
の
琴平町
(
ことひらちやう
)
に、
意氣
(
いき
)
な
稽古所
(
けいこじよ
)
の
二階屋
(
にかいや
)
があつたが、それもこれも
皆
(
みな
)
灰燼
(
くわいじん
)
して
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
樂
部首:⽊
15画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“猿”で始まる語句
猿
猿轡
猿臂
猿股
猿若町
猿楽
猿猴
猿蓑
猿公
猿廻