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狡獪
ふりがな文庫
“狡獪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうかい
78.6%
かうくわい
10.7%
ずる
7.1%
わるごす
3.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうかい
(逆引き)
お佐代さんが茶を
酌
(
く
)
んで出しておいて、勝手へ下がったのを見て
狡獪
(
こうかい
)
なような、滑稽なような顔をして、孫右衛門が仲平に尋ねた。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
狡獪(こうかい)の例文をもっと
(22作品)
見る
かうくわい
(逆引き)
それでも
狡獪
(
かうくわい
)
な
雀
(
すゞめ
)
の
爲
(
ため
)
に
籾
(
もみ
)
のまだ
堅
(
かた
)
まらないで
甘
(
あま
)
い
液汁
(
しる
)
の
如
(
ごと
)
き
状態
(
じやうたい
)
をなして
居
(
ゐ
)
る
内
(
うち
)
から
小
(
ちひ
)
さな
嘴
(
くちばし
)
で
噛
(
か
)
んで
夥
(
したゝ
)
かに
籾殼
(
もみがら
)
が
滾
(
こぼ
)
された。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
狡獪(かうくわい)の例文をもっと
(3作品)
見る
ずる
(逆引き)
狡獪
(
ずる
)
さうな、それと同時にひどく得意らしい顔つきをして、「これはいつたい何でしたつけね、美しいソローハさん?」
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
狡獪(ずる)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
わるごす
(逆引き)
葉子の目に、そこに憎みきれない
狡獪
(
わるごす
)
い老人が、いくらか照れかくしに
咽喉
(
のど
)
を
撫
(
な
)
ぜ撫ぜ坐っていた。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
狡獪(わるごす)の例文をもっと
(1作品)
見る
“狡獪”の意味
《名詞》
悪賢く狡いこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
狡
漢検1級
部首:⽝
9画
獪
漢検1級
部首:⽝
16画
“狡”で始まる語句
狡猾
狡
狡智
狡黠
狡知
狡滑
狡猾者
狡兎
狡童
狡才
“狡獪”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
ヴィクトル・ユゴー
火野葦平
山路愛山
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
三上於菟吉
徳冨蘆花
ニコライ・ゴーゴリ
甲賀三郎
吉川英治