“狡獪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうかい78.6%
かうくわい10.7%
ずる7.1%
わるごす3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お佐代さんが茶をんで出しておいて、勝手へ下がったのを見て狡獪こうかいなような、滑稽なような顔をして、孫右衛門が仲平に尋ねた。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
それでも狡獪かうくわいすゞめためもみのまだかたまらないであま液汁しるごと状態じやうたいをなしてうちからちひさなくちばしんでしたゝかに籾殼もみがらこぼされた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
狡獪ずるさうな、それと同時にひどく得意らしい顔つきをして、「これはいつたい何でしたつけね、美しいソローハさん?」
葉子の目に、そこに憎みきれない狡獪わるごすい老人が、いくらか照れかくしに咽喉のどぜ撫ぜ坐っていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)