狡獪わるごす)” の例文
葉子の目に、そこに憎みきれない狡獪わるごすい老人が、いくらか照れかくしに咽喉のどぜ撫ぜ坐っていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)