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狡獪
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ずる
ふりがな文庫
“
狡獪
(
ずる
)” の例文
狡獪
(
ずる
)
さうな、それと同時にひどく得意らしい顔つきをして、「これはいつたい何でしたつけね、美しいソローハさん?」
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
時々は甘えて煙草をくれと云う。
此家
(
うち
)
では
喫
(
の
)
まぬと云っても、忘れてはまた煙草をくれと云う。正直の仙さんは
一剋
(
いっこく
)
で向張りが強く、
智慧者
(
ちえしゃ
)
の安さんは
狡獪
(
ずる
)
くて
軟
(
やわらか
)
な皮をかぶって居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“狡獪”の意味
《名詞》
悪賢く狡いこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
狡
漢検1級
部首:⽝
9画
獪
漢検1級
部首:⽝
16画
“狡”で始まる語句
狡猾
狡
狡智
狡黠
狡知
狡滑
狡猾者
狡兎
狡童
狡才