なす)” の例文
新字:
ヨスエの名いはるゝや、我は忽ち一の光の十字架を傳ひて動くを見たり、げにいふなすといづれの先なりしやを知らず 三七—三九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
大切になしくれ候事若き者にはめづらしくお前樣方も嫁を取るゝならば女郎がよろしきなどと今はかへつ自慢じまんなすほどなれば家内むつましく暮し居たりけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
目の藥となすか知ねどにあらず目には忌可いむべき物とうありとある醫者どのに聞たりしに中にも風にあたるをみ又白き物を見るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ほつすればなすことなきしくなし人のきくことなきほつすれば言ことなきしくなしとむべなるかな嗚呼あゝ謹愼つゝしまずんば有べからず。
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)