“爲人”のいろいろな読み方と例文
新字:為人
読み方割合
ひとゝなり66.7%
ひととなり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかして彼の爲人ひとゝなりことばの形にあらはさんため、靈この處よりくだり、彼は全く主のものなればその意をとりて名となせり 六七—六九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
會つて見て其の人の爲人ひとゝなりを知り、其の人の文學的素質に就いて考へる前に、先づ憐愍と輕侮と、時としては嫌惡を注がねばならぬ樣になつた。
硝子窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
されどこれを受けし者、かゝる性をあはせし者の爲人ひととなりより見れば、正しからざることまた他に類なし 四三—四五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)