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『硝子窓』
ふりがな文庫
『
硝子窓
(
がらすまど
)
』
○ 『何か面白い事は無いかねえ。』といふ言葉は不吉な言葉だ。此二三年來、文學の事にたづさはつてゐる若い人達から、私は何囘この不吉な言葉を聞かされたか知れない。無論自分でも言つた。——或時は、人の顏さへ見れば、さう言はずにゐられない樣な氣がす …
著者
石川啄木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新小説 十五ノ六」1910(明治43)年6月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
滴
(
したゝ
)
爲
(
し
)
疼
(
うづ
)
茫乎
(
ぼう
)
薩張
(
さつぱり
)
假令
(
たとへ
)
忖度
(
そんたく
)
把手
(
ハンドル
)
滓
(
かす
)
爲事
(
しごと
)
爲人
(
ひとゝなり
)
爲方
(
しかた
)
齎
(
もたら
)