“ひとゝなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
為人40.0%
爲人40.0%
成長20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間が悪くなると引続いて悪い事許り来るものでお筆などは至って親孝行にして為人ひとゝなりも善し屋敷育ちでは有り、行儀作法も心得てるから誰に会ってもめられる様な誠に柔和な娘で有りますけれ共
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
會つて見て其の人の爲人ひとゝなりを知り、其の人の文學的素質に就いて考へる前に、先づ憐愍と輕侮と、時としては嫌惡を注がねばならぬ樣になつた。
硝子窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
うた敏速さそくの寶澤は空泣そらなきしてさても私しの親父おや養子やうしにて母は私しが二ツの年病死びやうしし夫より祖母ばば養育やういく成長ひとゝなりしが十一歳の年に親父ちち故郷こきやうの熊本へ行とて祖母ばばに私しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)