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炎
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ひ
ふりがな文庫
“
炎
(
ひ
)” の例文
第一
(
だいいち
)
、もう
店
(
みせ
)
を
閉
(
とざ
)
して、
町中
(
まちぢう
)
寂然
(
しん
)
として、ひし/\と
中
(
うち
)
に
荷
(
に
)
をしめる
音
(
おと
)
がひしめいて
聞
(
きこ
)
えて、
鎖
(
とざ
)
した
戸
(
と
)
には
炎
(
ひ
)
の
影
(
かげ
)
が
暮
(
く
)
れせまる
雲
(
くも
)
とともに
血
(
ち
)
をそゝぐやうに
映
(
うつ
)
つたと
言
(
い
)
ふのであつた。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
わが持てる提灯の
炎
(
ひ
)
はとどかずて桜はただに
闇
(
やみ
)
に真白し
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
と言いながら顔を上げて、座右のお杉と、
彼方
(
かなた
)
に目の覚めるようなお若の姿とを
屹
(
きっ
)
と見ながら、
明
(
あかる
)
い
洋燈
(
ランプ
)
と、今青い
炎
(
ひ
)
を上げた炭とを、嬉しそうに打眺めて、またほッといきをついて
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“炎”の解説
炎(ほのお)は、火の中でも、気体が燃焼するときに見られる穂のような、光と熱を発している部分を指す。語源は火の穂(ほのほ)から由来していると言われている。
(出典:Wikipedia)
炎
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
“炎”を含む語句
陽炎
火炎
炎焔
炎上
章太炎
炎々
余炎
炎熱
炎暑
焔炎
炎火
炎天
肺炎
肋膜炎
脳膜炎
盲腸炎
炎燄
餘炎
肥厚性鼻炎
炎日
...