○一月、歌舞伎座にて黒岩涙香の小説「捨小舟」を脚色して上演。涙香の探偵小説全盛の時代なれども、その成績思わしからず。
涙香もある。ヴァン・ダインもある。小説本も、モンテクリストとか、レ・ミゼラブルとか、風と共に去りぬ、というような翻訳本が主であった。
さては絵本太閤記から黒岩涙香の翻訳小説まで。雑然と積み上げられた中で、私は、十になり、十一になった。
“涙香(黒岩涙香)”の解説
黒岩 涙香(くろいわ るいこう、1862年11月20日(文久2年)9月29日 - 1920年(大正9年)10月6日)は、日本の小説家、思想家、作家、翻訳家、ジャーナリスト。
本名は黒岩 周六。 黒岩は本名に、涙香は愛読していた「紅涙香」に由来する。
黒岩涙香のほか、香骨居士、涙香小史、冷眼士等などの筆名を用いた。号は古概、民鉄、正調庵、黒岩大。執拗な取材をおこなうことから「マムシの周六」というあだ名がつけられた。戒名は黒岩院周六涙香忠天居士。
翻訳家、作家、記者として活動し、『萬朝報(よろずちょうほう)』を創刊した。
兄は黒岩四方之進。
(出典:Wikipedia)
本名は黒岩 周六。 黒岩は本名に、涙香は愛読していた「紅涙香」に由来する。
黒岩涙香のほか、香骨居士、涙香小史、冷眼士等などの筆名を用いた。号は古概、民鉄、正調庵、黒岩大。執拗な取材をおこなうことから「マムシの周六」というあだ名がつけられた。戒名は黒岩院周六涙香忠天居士。
翻訳家、作家、記者として活動し、『萬朝報(よろずちょうほう)』を創刊した。
兄は黒岩四方之進。
(出典:Wikipedia)
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