トップ
>
『一歩前進二歩退却』
ふりがな文庫
『
一歩前進二歩退却
(
いっぽぜんしんにほたいきゃく
)
』
日本だけではないようである。また、文学だけではないようである。作品の面白さよりも、その作家の態度が、まず気がかりになる。その作家の人間を、弱さを、嗅ぎつけなければ承知できない。作品を、作家から離れた署名なしの一個の生き物として独立させては呉 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文筆」1938(昭和13)年8月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
之
(
これ
)
剥
(
は
)
呉
(
く
)
嗅
(
か
)
旦那
(
だんな
)
涙香
(
るいこう
)
猥雑
(
わいざつ
)
眼力
(
がんりき
)
紙背
(
しはい
)