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紙背
ふりがな文庫
“紙背”の読み方と例文
読み方
割合
しはい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しはい
(逆引き)
読返す程、
紙背
(
しはい
)
からにじみ出して来る不気味さ。いくら年寄りでも、こんな場合には、少々神経過敏にならないではいられぬ。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
紙背
(
しはい
)
を
透
(
とお
)
すような
眼
(
まな
)
ざしで、万吉が、その手紙、またほかの四、五通、残らず読んでみた時に、すべての疑雲は晴れていた。かれの想像は当っていた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眼力
(
がんりき
)
、
紙背
(
しはい
)
を貫くというのだから、たいへんである。いい気なものである。鋭さとか、青白さとか、どんなに甘い通俗的な概念であるか、知らなければならぬ。
一歩前進二歩退却
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
紙背(しはい)の例文をもっと
(5作品)
見る
“紙背”の意味
《名詞》
紙の裏。
文書などの裏。文書に表現されていない意義。
(出典:Wiktionary)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
“紙”で始まる語句
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紙幣
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紙屑
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紙縒
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背表紙
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