民也たみや)” の例文
二人ふたりは、はゝ父母ふぼで、同家ひとついへ二階住居にかいずまひで、むつまじくくらしたが、民也たみやのものごころおぼえてのちはゝさきだつて、前後ぜんごしてくなられた……
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
つねさんの、三日みつかばかり學校がくかうやすんだのはことながら、民也たみやは、それがゆめでなくとも、まで可恐おそろしいとも可怪あやしいともおもはぬ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この二人ふたり婦人おんなは、民也たみやのためには宿世すぐせからのえんと見える。ふとした時、思いも懸けない処へ、夢のように姿をあらわす——
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二人ふたり婦人をんなは、民也たみやのためには宿世すぐせからのえんえる。ふとしたときおもひもけないところへ、ゆめのやうに姿すがたあらはす——
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)