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民也
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たみや
ふりがな文庫
“
民也
(
たみや
)” の例文
此
(
こ
)
の
二人
(
ふたり
)
は、
母
(
はゝ
)
の
父母
(
ふぼ
)
で、
同家
(
ひとついへ
)
に
二階住居
(
にかいずまひ
)
で、
睦
(
むつま
)
じく
暮
(
くら
)
したが、
民也
(
たみや
)
のもの
心
(
ごころ
)
を
覺
(
おぼ
)
えて
後
(
のち
)
、
母
(
はゝ
)
に
先
(
さき
)
だつて、
前後
(
ぜんご
)
して
亡
(
な
)
くなられた……
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
常
(
つね
)
さんの、
三日
(
みつか
)
ばかり
學校
(
がくかう
)
を
休
(
やす
)
んだのは
然
(
さ
)
る
事
(
こと
)
ながら、
民也
(
たみや
)
は、それが
夢
(
ゆめ
)
でなくとも、
然
(
さ
)
まで
可恐
(
おそろし
)
いとも
可怪
(
あやし
)
いとも
思
(
おも
)
はぬ。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
この
二人
(
ふたり
)
の
婦人
(
おんな
)
は、
民也
(
たみや
)
のためには
宿世
(
すぐせ
)
からの
縁
(
えん
)
と見える。ふとした時、思いも懸けない処へ、夢のように姿を
露
(
あら
)
わす——
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
此
(
こ
)
の
二人
(
ふたり
)
の
婦人
(
をんな
)
は、
民也
(
たみや
)
のためには
宿世
(
すぐせ
)
からの
縁
(
えん
)
と
見
(
み
)
える。ふとした
時
(
とき
)
、
思
(
おも
)
ひも
懸
(
か
)
けない
處
(
ところ
)
へ、
夢
(
ゆめ
)
のやうに
姿
(
すがた
)
を
露
(
あら
)
はす——
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
也
漢検準1級
部首:⼄
3画
“民”で始まる語句
民
民衆
民顕
民家
民子
民草
民族
民謡
民間
民主主義